【災害時の飼い主の心得】ペットと一緒の避難のために・・・
令和5年奥能登地震で被害に遭われた方に
心よりお見舞い申し上げます。
こうした大きな災害を経験すると
やはり気になるのが
災害時にペットと一緒に
どうやって避難するのか。
平成 23 年 3 月に発生した東日本大震災では、
飼い主とはぐれたペットが放浪状態となった例や、
共に避難した場合でも避難所での共同生活で
ペットの取り扱いに苦慮した例が報告されております。
そこで地方自治体ごとに
「災害時ペット動物対策行動指針」が取り決められ
様々なケースを想定した
飼い主の行動指針が示されました。
皆さんの地域の「災害時ペット動物対策行動指針」も
今一度確認しておくことをおすすめします。
✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼
飼い主の役割の再確認
✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼
平常時においては、災害に備えて
最低でも7日分の
ペット用のフード、水、薬、
リード、シーツ、キャリーバック、ケージなどの
ペット用の避難用品準備が必要です。
避難ルートの確認も大切です。
日頃のお散歩コースで
避難所まで実際に行ってみるのも良いでしょう。
✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼
迷子にならないための対策
✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼
もしもペットが保護された際に
飼い主の元に戻れるように、
日頃から誰でもわかる迷子札等に
飼い主の明示をしておきましょう。
また、二重の対策として、
身元情報が記録されたマイクロチップの
装着も考えておくと安心です。
マイクロチップは動物病院で装着できます。
✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼
二次避難の想定と確認
✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼
避難所で一時的な避難が終わっても
ライフラインの復旧を待ったり、
道路や公共施設の復旧を待つなど、
元の生活に戻るまでには時間が掛かることもあります。
避難所の次の二次避難を想定して、
親戚や友人等と相談し、
ペットの一時預け先を確保しておきましょう。
災害時臨時動物救護施設で
一時預かりが可能な場合もあります。